2006年2月 1日 (水)

イー・アクセス千本CEO、ADSLやモバイル事業の現状や展望を語る (ソノ3)

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MVNO方式の概要

高速データ通信についてはHSDPA方式での事業展開を示し、「我々が2007年に高速モバイル事業に参入した際には、最低でも数Mbpsの通信速度を保証したい」とコメント。モバイルアプリケーションについては「既存の事業者が提供していないような、高付加価値のアプリケーションサービスを展開したい」とし、「インテルの次の戦略は明らかにモバイルに移行しており、インテルとの連携を図り準備を進めている」と、インテルとの連携を示した。また、シームレスサービスについては「固定通信と移動体の合体を、TBSとの連携を絡めて進めて行く」と説明した。

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シームレスFMCサービスの概要

 このほか、「生活エンジョイ型音声サービス」と題した携帯電話のコンセプトモデルや、ネットワークを他の事業者に貸し出すMVNO方式についても触れ、MVNO方式については「ADSL最大のホールセーラーである強みを活かして展開する」とコメント。最後に、モバイル事業への参入について「免許の条件で音声サービスも提供するが、我々が強い分野はブロードバンド」とし、「今後の携帯電話市場は、明らかに音声中心からブロードバンド中心に移行し、日本がモバイルでもブロードバンドの先進国となる境界点が今年になるだろう。我々のような、ブロードバンドだけでインフラを構築できる事業者がモバイル市場に参入することで、世界で最も安く、最も使いやすい市場に5年かけて変化させていきたい」と述べて講演を締めくくった。

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生活エンジョイ型音声サービスの概要

(私見)

ハイ・パフォーマンス携帯を実際に見たことがある。「便利だなぁ」と思うけど、今の若い方たちは親指で文字を打つことに慣れているため、若者受けはしないかも。

ブロードバンドは光!といってもまだまだADSK市場は大きいことは確か。

ADSLで得たスキルを携帯事業でどう生かすのか見ものだ。

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イー・アクセス千本CEO、ADSLやモバイル事業の現状や展望を語る (ソノ2)

モバイル事業は「1分当たりのコストを半額以下に」が目標

 イー・モバイルによるモバイル事業についての説明では、現在のモバイル市場について「移動体通信市場は、固定ブロードバンド市場と比較して10倍以上の市場規模を誇るにも関わらず事業者が3社しかおらず、準寡占状態になっている」と批判。「ADSLは300社以上の沢山の企業が参入し切磋琢磨することで世界で最も安く、速くなった。日本は携帯先進国と言われているが、あくまでiモードや着メロなど一部のサービス等だけで、ARPU(1ユーザーあたりの平均月収入)や1分当たりのコストが割高でベーシックなコア産業は世界と比較して非常に遅れている。これは本格的な競争がないからだ」と携帯電話市場の状況を説明した。

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固定ブロードバンド市場とモバイル市場の規模とシェアの比較

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世界の携帯電話における1分当たりのコスト比較

 千本氏は、同社が展開するモバイル事業について「1分当たりのコストを現在の日本の平均である47円から20円に下げられないか、と考えている。明らかに料金が高止まりしている状態を改善するために、2006年から2007年あたりを目処に、移動体通信市場に本格的な競争を導きたい」とし、「高速データ通信」「モバイルアプリケーション」「シームレスサービス」を中心にサービス展開すると語った。

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イー・モバイルの事業戦略

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イー・アクセス千本CEO、ADSLやモバイル事業の現状や展望を語る (ソノ1)

東京国際フォーラムで開催されている「INTERNET Watch10周年記念シンポジウム インターネット Next Stage」にて31日、イー・アクセス代表取締役会長兼CEOおよびイー・モバイル株式会社代表取締役会長兼CEOである千本倖生氏による基調講演「2006年ケータイ大競争時代の幕開け」が実施された。

68%のシェアを占めるADSLに対し、FTTHは敷設すらできない場合も

講演では、千本氏がイー・アクセスにおけるADSL事業について説明を行なった。現在のADSL市場については「ADSLはもう終わりと言われているが、これは大いなる誤り」とコメント。「日本だけがFTTHへ移行しようとしているのは、NTTの経営戦略でしかない。ADSLは、固定のブロードバンドとしてはまだ世界の主流であるし、日本でもまだ68%のシェアを占めている。しかも、田舎ではFTTHの敷設すらできないのが現状」と見解を示した。また、「世界がADSL中心で展開している中で、日本ではFTTH事業者がほとんど儲かっておらず、いくらかの事業者が静かに撤退し始めている。世界的に見たらADSLはまだ現実的なパイとして残っている」とADSLの優位性を示した。

 また、日本におけるADSLサービス展開の現状について「日本のADSLが最も世界で安く、速いサービスとなり敷設環境も良くなったのは、日本のADSLの規制緩和は世界で最も進んでいるから」と説明。「これは、私や(ソフトバンクの)孫社長がNTTに対して果敢に戦いを挑み、ひとつずつ権利をもぎ取ってきたからだ。規制緩和は勝手に与えられるものではなく、自らが立ち上がってリスクを取り、大きな物に対向してもぎ取って行かない事には自由な競争の世界はできない」と説明した。

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固定ブロードバンド市場におけるADSLのシェア

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世界のADSL価格の比較

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ADSL市場の成長の要因

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2006年1月20日 (金)

【第6回ファイバーオプティクス EXPO】東京電力、KDDIとの提携で携帯電話などのユーザーにもサービスを訴求

東京電力の田代氏は冒頭、電気事業の事業規模の推移からFTTH事業を開始するまでの経緯を説明した。田代氏は「電気は貯めることができないものなので、系統の指令を無線や衛星、光ファイバ網を利用して細かく指示を出している」と述べ、「このなかで最も使用しているのが光ファイバ網であり、変電所などに敷設した光ファイバをユーザー宅に引き込んでサービスを提供している」と語った。

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東京電力の田代氏

 また、戸建て向けには占有型で最大100Mbpsのサービスを展開している。この点に関して田代氏は、東京都千代田区の場合で500m間隔で変電所を設置している例を挙げ、「ネットワーク構成の考え方に違いがあり、スター型でサービスを提供しても利益があがると考えている」と述べた。

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TEPCOひかりのネットワーク構成

 TEPCOひかりではまた、コンテンツにも力を入れる考えから吉本興業とキャスティを共同で設立。「吉本興業さんは制作会社の最大手であり、権利処理のノウハウなどを持っている」と田代氏は述べ、「今後も光ならではのコンテンツアプリケーションを作っていく」とした。

 田代氏は高速PLCに関しても言及し、「今年の秋から規制緩和の議論がスタートすると思う」とコメント。「どうなるかはわからないが、まずは宅内のソリューションとして活用が考えられる」とした。付け加えて、「個人的な意見としては、市場に出すことで改善点がわかることもあり、そこからより良いサービスにする考え方もある」と語り、「最初は実験サービスになるのではないか」と述べた。

 東京電力とKDDIとの提携に関しては、「FMCにエネルギーをバンドルして、FMCプラスEという形でソリューション提供できないかというのが大きな流れになっている」とし、「中身に関しては今後定めていく予定だと聞いている」と語った。その上で田代氏は、「TEPCOひかりの良さをさらにのばして、携帯電話など今までリーチできなかったユーザーに対しても訴求を目指していきたい」とした。

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TEPCOひかりのネットワーク構成

(私見)

おぉぉ・・・TEPCOひかりに決めたのはプロバイダーが選べて回線速度もナンバー1♪のTEPCOさん。

TEPCOにはこんな話があったそうで。。。

さて、そもそも何故、東京電力 TEPCOひかり なのか

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【第6回ファイバーオプティクス EXPO】ケイ・オプティコム、将来はギガビットを示すため1Gbpsサービスを開始

続いて、ケイ・オプティコムの荒木氏が登壇し、同社が提供する「eo光」サービスについて説明があった。

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ケイ・オプティコム 荒木誠氏

荒木氏はFTTHの都道府県別世帯普及率について、「関西2府4県のほとんどが上位に入っており、全国平均を上回る数値となっている」と説明。「ベットタウンや戸建て層のほか、ADSLの距離問題地域などで高い加入率を得ているのではないか」とその理由を述べた。

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関西2府4県のFTTH世帯普及率

 FTTHサービスへの移行コストに関しては、「ダイヤルアップからの移行は、常時接続や通信速度向上などベネフィットが明白である」とした一方で、「ADSLやCATVからの移行は、宅内工事や料金差などもあり不明瞭な部分もある」という。荒木氏は、野村総研と共同で実施したFTTHへの利用意向に関するアンケートにおいて、「価格低下を回答に挙げるユーザー割合が1番多かった」と述べ、電話やテレビサービスとのバンドルによる価格割り引きなど「トリプルプレイサービスが生活必需品であることを訴求し、さらなる普及促進を図っていきたい」とした。

 個別のサービスでは、「0AB~J」番号を利用する「eo光電話」を2004年9月に開始した際に「電話との組み合わせでFTTHに加入すると、ADSLより安くなる点を訴求したことで、申込数が一気に3~4倍に伸びた」という。また、eo光電話の開始によって、「従来とは異なるユーザー層からサービスに対する反応が出始めた」と荒木氏は語り、「当初はeo光電話の申し込み割合は5割程度だったが、現在では8割以上のユーザーに同時申し込みをいただいている」と述べた。

 また、最大1Gbpsの通信速度を宅内まで提供する戸建て向けサービス「eo光ネット(ホームタイプ) 1ギガコース」に関しては、「当初予想していたよりも少し多いユーザー数を獲得している」とコメント。「月額料金は少々高めだが、将来はギガビットであるという夢をユーザーに提示したかったので提供を開始した」とサービス提供の経緯を説明した。
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FTTHのコモディティ化に合わせた商品戦略を展開する

 荒木氏は「ケイ・オプティコムでは暮らし・仕事の分野と連携した訴求を図っている」という。その上で「競争は厳しいがユーザー利便性向上のため、さまざまなサービスを今後も提供していきたい」と抱負を語った。

(私見)

eo光電話の同時申込率8割!すごい。

VDSLはMAXで100M。1Gって出せるのかしら?と思うのは私だけ?!

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【第6回ファイバーオプティクス EXPO】(その1)

東京ビッグサイトで行なわれている「第6回ファイバーオプティクス EXPO」で19日、「ますます競争が激化!!主要キャリアのブロードバンド事業戦略とサービス戦略」と題した専門技術セミナーが行なわれた。

 同セミナーでは、

  • NTT東日本のコンシューマ事業推進本部 ブロードバンドサービス部 フレッツサービス開発部門長の祖父江和夫氏
  • ケイ・オプティコムの総合経営本部 経営戦略グループ部長の荒木誠氏
  • 東京電力の光ネットワーク・カンパニー ジェネラルマネージャーの田代哲彦氏

が順に登壇し、各社が提供するFTTHサービスの事業戦略や今後の展望が説明された。


NTT東、プロバイダーパックとひかり電話によりBフレッツ契約数が増加傾向に

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NTT東日本 祖父江和夫氏

NTT東日本の祖父江氏は、同社エリア内のBフレッツ契約数が2005年12月に150万回線を突破したことにふれ、「(2004年11月に)ハイパーファミリータイプを提供して以降、Bフレッツサービスの純増数は増加傾向にあり、フレッツ・ADSLの純増数を上回っている」と述べた。

また、東日本エリアにおけるBフレッツの世帯カバー率は75%に達しているといい、「申し込みから最短で10日程度で引き込みが可能で、今後も光ファイバの敷設作業を進めるとともに、工事時間の短縮化も図っていく」とした。

 同社が提供するアクセスサービス全体から見たBフレッツのポジショニングに関しては、「マンションタイプは月額2,500円からの利用が可能で、フレッツ・ADSLと比較して安価になっているケースもある」とコメント。「NTT東日本では光サービスを中心に展開することを考えており、戦略的な価格設定を行なっている」と付け加えた。

 続けて、インターネット、電話、テレビに携帯電話を加えた「クワドルプルプレイサービス」などに関するサービス説明が行なわれた。

祖父江氏は、プロバイダーがBフレッツの申し込みから料金請求を一括して行なうプロバイダーパック、「0AB~J」番号を利用したIP電話サービス「ひかり電話」を紹介する中で、「これらサービスの提供によって、Bフレッツの申し込みが非常に伸びている」と述べた。

 今後の事業展開に関しては、NTTグループ中期経営戦略にある「次世代ネットワークの構築を進めていくのが大きなポイントになる」という。その上で祖父江氏は「カンバセーション、エンターテインメント、生活サポート・インフラの3領域を柱に新しいライフスタイルの価値をユーザーとともに創造していく『光、マイバリュー』を実現していきたい」と語った。

(私見)

そういえばNTT EXPOにも行ったが光通信網を活用したサービスが主体だったなぁ・・・

しかし、トリプルプレイの次は、クワドルプルプレイサービス・・

てっきりクワトロプレイサービスかと思いきや、違った。

携帯を入れてのサービスなら、そう簡単に解約は難しくなる気がする。

それが狙いだと思うけど。

次は一体なんて名前のサービス??

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