« 2006年9月 | トップページ | 2007年2月 »

2007年1月31日 (水)

「VistaはXPの2倍は売れる」マイクロソフトのヒューストン社長

マイクロソフトは30日、「Windows Vista」と「Office 2007」の一般・個人向け発売を開始したことを受けて、都内で記者発表会を開催した。マイクロソフトのダレン・ヒューストン代表執行役社長は「Windows VistaはWindows XPの2倍は売れると考えている」と強気の見通しを示した。


「日本には熱心で情熱的なファンが多い」深夜販売にコメント

 2002年のWindows XPの発売以来、5年ぶりの新しいOSとなるWindows Vistaでは、新しいインターフェイス「Windows Aero」や、検索機能の強化、セキュリティの向上などが行なわれる。一般・個人向けの製品としては、家庭向けの「Home Basic」「Home Premium」、ビジネス向けの「Business」、全機能が利用できる「Ultimate」の4製品が販売される。

 同じく30日に発売となった新しいOffice製品の「2007 Office system」(Office 2007)では、ユーザーインターフェイスを一新したほか、高度なグラフィック処理を可能とする新エンジンや、標準的にデータ交換を可能とするXMLフォーマットを採用。一般・個人向けには、統合ソフトウェア「Personal」「Standard」「Professional」「Ultimate」の4製品と、個別アプリケーションの6製品が販売される。

 30日午前0時から行なわれたWindows VistaとOffice 2007の深夜販売イベントにも参加したというヒューストン氏は、「日本には熱心で情熱的なファンが多い。米国やヨーロッパにはこうしたイベントはなく、とても楽しい思いをすることができた」とコメント。Windows Vistaについては「PCは普及が進んでおり、Windows VistaはWindows XPの2倍、Windows 95の5倍は売れると考えている」として、Office 2007の発売と合わせて「新しいデジタル時代への出発点になる」との見通しを述べた。

 ヒューストン氏の挨拶の後には、Windows VistaとOffice 2007の発売を記念してステージ上で樽酒の鏡割りが行なわれ、その後にヒューストン氏が自らWindows Vistaの新機能についてデモを行ない、家庭でのWindows Vistaの利用スタイルを示した。


「Vistaではコンテンツも重要」として各種のデモを披露

 ヒューストン氏は、「かつてのPCは自動化のための便利なツールと捉えられていたが、その後GUIが登場してこの考え方は変化した。Windows VistaとOffice 2007では、さらにシンプルなインターフェイスやセキュアな環境の提供とともに、コンテンツが重要な位置を占めている」として、デモでは主にパートナー企業によるWindows Vistaを対象としたコンテンツやサービスを紹介。Windows Media Centerから見られる動画コンテンツや、Vista対応のWebコンテンツ、Windows Media Playerから直接オンラインストアで楽曲を購入するデモなどを披露し、Windows Vistaの新機能が個人や家庭内でどのように利用されるかを示した。

 Windows XPでは独立したエディションとなっていた「Windows Media Center」は、Windows VistaのHome PremiumおよびUltimateに統合された。Windows Media Centerのインターフェイスを利用することで、リモコンでAV家電機器を操作する感覚でPC内のコンテンツやネット上のコンテンツが再生できる。Windows Media Center向けにコンテンツを提供する企業として日本テレビを紹介し、「日テレNEWS24」「第2日本テレビ」の各コンテンツが3月からWindows Media Center向けに配信されることが発表された。

 タブレットやタッチパネルを使ってPCを操作する「タッチテクノロジ」対応コンテンツでは、セガが開発したWindows Vista対応タイトル「化石プレイ」を紹介。「はく」「たたく」「ほる」「けずる」といった7つの道具を使い、画面内に埋まった化石を掘り出していくという内容のゲームで、タッチペンを前提としたプレイスタイルとなっている。

 Windows Vistaに標準搭載する「Windows Media Player 11」では、プレーヤーから直接オンライン販売サイトにアクセスして楽曲を購入するデモを披露。30日にはHMVジャパン、ショウタイム、バンダイチャンネル、USEN、リッスンジャパン、レーベルゲート、WOWOWの7社がオンラインストアを開始したほか、NTTコミュニケーションズも4月1日からオンラインストアの開始を発表している。また、Windows Media Player 11については、30日にWindows XP版も公開されている。

 このほか、3Dグラフィックを利用したコンテンツを作成できるWPF(Windows Presentation Foundation)を利用したVista対応コンテンツや、コンビニで現像したデジカメ写真が受け取れるオンラインプリントサービスなどのデモを紹介し、こうした各種コンテンツやサービスもWindows Vistaを家庭で利用する大きなメリットだとした。

 また、Windows Vistaの発売を記念して、HMVジャパンの協賛によるキャンペーン「Song de Premium」を実施することも発表した。毎週先着5,000人、合計20,000人にHMV Digitalの音楽ダウンロードを1曲無料で提供するほか、著名人が選ぶ特別プレイリストの試聴ができる「Windows Vista Juke Box」のサイトを限定公開する。対象はWindows Vista Home PremiumおよびUltimateの製品購入者で、キャンペーン期間は2月28日まで。

(所感)

XPで大概のことができてしまうため、買い換える必要性がない(動画や音楽配信をそれほど必要だと思っていない)ユーザーにどう訴求していくか、値段?機能性? 

個人的には値段を下げていくことが機能性をアピールするより手っ取り早いとは思いますが…

いかにXPの二倍売るか?

| | コメント (0) | トラックバック (6)

« 2006年9月 | トップページ | 2007年2月 »