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2006年2月10日 (金)

インテル、吉本興業など異業種との提携に力 動画配信へ

半導体世界最大手の米インテルが、畑違いにも見える吉本興業など日本企業との提携に力を入れている。

ブロードバンド(高速大容量通信)が普及する日本で、インターネットの動画配信を定着させる布石だ。インテル半導体を使うパソコン(PC)をテレビと組み合わせて使ってもらい、「お茶の間の主役」に仕立てようとしている。

 「インテルと吉本興業による異色コラボ(合作)」。そんなうたい文句で「レイザーラモンHG」「オリエンタルラジオ」ら吉本の若手芸人が登場する短編映画がリストに並ぶ。両社などの合弁会社「ベルロックメディア」の動画配信サイトだ。

 最大の売り物はハイビジョン映像で、インテル技術陣が映像の不正コピーを防ぐ技術なども提供した。ベ社の中多(なかた)広志社長は「内容も画質も他社に負けない配信をする下地ができた」と意気込む。

 ハードのPC供給もおさおさ怠りない。「開発期間を大幅に短縮できた」と話すのは、老舗(しにせ)音響メーカー「オンキヨー」の森勇取締役。娯楽向けに特化したPCをインテルと共同開発した。

 本体をテレビにつなぎ、ネット配信された映画や音楽を楽しむ。米国で4月ごろに先行発売する。インテルはオンキヨーが発行した約7億6000万円の新株予約権付き社債を引き受け、開発資金の一部を負担した。

 昨年12月には、ソフト開発会社デジオンに出資。PCにネット配信された番組などを別のテレビやPCで楽しむためのソフト開発を支援する。「PCで映像や音楽を楽しむ機会が広がればPC市場も活気づき、インテルのチャンスも広がる」と、日本法人の吉田和正共同社長は語る。

 インテルが目指すのは、映像や音楽を簡単にやり取りできて、テレビやPCなどお好みの端末で自由に楽しめる環境の普及だ。そうなれば、テレビやDVD録画再生機など家電が占めてきたお茶の間の中心にインテル半導体内蔵のPCを据えることができる。

 今年1月には、リモコンを使って映像や音楽をPCで簡単に再生できる半導体セット「Viiv(ヴィーブ)」を発売し、お茶の間への攻略に拍車をかけている。

 インテル自身も、半導体を単体で売るだけの企業から、娯楽など様々な用途に応じた半導体とソフトをセットで売る企業への脱皮を目指す。

 今年、創業から37年も使ってきたロゴを刷新した。日本向けテレビCMも親しみやすくした。「もしサボテンにインテルが入っていたら」編は話題を呼び、CM総合研究所の「CM大賞2005」を受賞した。

 これまでインテルが出資したネット配信関連企業は世界で約20社。吉田共同社長は「PCで様々なデジタルコンテンツを楽しめる環境を作るため、今後も積極的に出資したい」と話す。

TKY200602090524

インテルと吉本興業などが共同で設立した「ベルロックメディア」の動画配信サイト

(私見)

「インテル」といえば世界最大級の半導体メーカー。
「吉本興業」といえば日本最大級のお笑い芸人メーカー。
そんなハイレベルの2社が手を組むと…。

動画配信の普及契機としてコラボするというわけです。

おぉ~。

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