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2006年2月 1日 (水)

総務省の懇談会、NTT再編についてKDDIやソフトバンクらが熱弁を振るう (ソノ5)

技術開発の主導は通信事業者ではなくメーカーに

技術開発も公聴会の大きな論点の1つとなった。NTTの和田氏は「まっすぐにしか使えなかった光ファイバが曲げてもねじっても損失がなくなるなど、技術開発には情熱を注いできた」と発言すると、ソフトバンクの孫氏は「ファイバの材料を提供している会社はNTT以外にも多く存在しており、ファイバの開発はそこが担当すればいいこと。それをNTTが圧倒的な購買力でネットワークを構築されたのではかなわない」と反論。「NTTの情熱はわかるが、それはアクセス回線を分離した会社でも損なわれることなく実現できるのでは」との考えを示した。

 また、携帯電話事業においても和田氏が「日本独自仕様の第2世代は大反省すべきで、ドコモしか通用しない規格だったが、第3世代ではヨーロッパと同じW-CDMAを採用しており、この点では貢献していけるのではないか」とコメントすると、イー・アクセスの千本氏が「第3世代でも日本の端末メーカーの国際競争力は地におちている。ドコモのW-CDMAはかなり凝った仕様になっていて、海外メーカーが参入できない代わりに国内メーカーも海外へ行けない。NTTはもっと標準化を考えた研究開発をすべき」と意見を示した。

 KDDIの小野寺氏は、「重要なのは技術開発の研究主体は誰なのか、を考えること」とコメント。「海外の事例では、ほとんどの場合メーカーが技術開発を担当しており、オペレーターが開発するのはサービスレイヤーの部分」と指摘し、「日本の技術力、メーカーの力をつけるためには、技術開発はオペレーターがすべきではない。技術開発の観点を考えるべきだ」とした。

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懇談会の模様

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