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2006年1月 9日 (月)

矢野経済研、インターネット接続市場の金額成長率は2010年で横ばいに

internet

矢野経済研究所は、ブロードバンドを中心としたインターネット接続市場の2010年度までの金額ベースでの市場規模推移を予測した「2005年版 ブロードバンド関連市場の動向調査」を発表した。

それによれば、2010年度末の市場規模は1兆8,000億円になるが、成長率はほぼ横ばいになるという。

今回発表された調査は、主要通信キャリアおよびISP事業者20社を対象に2005年9月から11月にかけて実施されたもの。

金額ベースで見た2005年度の国内インターネット接続市場規模は、前年度比106%の1兆5,000億円で、

  • ブロードバンド接続市場の規模は同126%の1兆600億円と推測
  • FTTHが同185%の2,400億円
  • DSLが同117%の6,200億円
  • CATVが同111%の2,000億円
  • ナローバンドは同78%の4,500億円

を見込んでいるという。

同社では「0AB~J」番号を利用したIP電話サービスの登場によってFTTHを中心にブロードバンドサービスの加入者は急速に伸びているが、金額ベースでの成長率は年々鈍化する傾向にあると指摘。要因は、価格競争などによる顧客1人当たりの単価(ARPU)が減少傾向にある点、FTTHなどのブロードバンドサービスの新規加入者がナローバンドやADSLなどからの乗り換え層が多い点を挙げている。

2006年度のインターネット接続市場規模は

  • 前年度比105%の1兆5,700億円
  • ブロードバンド接続市場は同116%の1兆2,300億円
  • DSL市場は2007年度にCATVが2008年度末に金額ベースで縮小フェーズに入る

その上で、2010年度のインターネット接続市場は

  • 前年度比101%の1兆8,000億円
  • ブロードバンド接続市場が同104%の1兆7,000億円

と、成長率が横ばいになると予想する。

回線別では、

  • FTTHが同115%の1兆1,000億円
  • DSLが同84%の3,700億円
  • CATVが同96%の2,300億円
  • ナローバンドが同71%の1,000億円。

これらを踏まえ同社では、インターネット接続市場はすでに発展期から成熟期に入っている段階だとした。

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